結論から言うと短期保有型であれば中古物件が正解!!
何故ならばキャッシュフロー(CF)の関係から、新築マンションの場合はローン年数45年、中古マンションのローン年数35年で組む事が多いからです。
10年経過後では新築の融資残高は10%減り、中古は30%減っています。新築を10年後に売却しようとした場合、売却価格では融資残高の一括返済は難しく、自己資金を返済金に充当する必要がでてきます。
しかし中古は30%も融資残高が減っているため、売却価格で一括返済しても、新規物件を購入する頭金くらいは用意できるかもしれません。
つまり、返済年数から考えると「長期保有型の場合は新築が望ましく、短期保有型の場合は中古が望ましい」という結論になります。
◎短期保有型・・・
5~10年ぐらいの期間で家賃収入を確保し、大規模修繕工事による分担金負担など、投資効率を下げる要因が生まれる前に売却する。このような戦略で投資をする手法を「短期保有型」とします。
◎長期保有型・・・
長期保有型といっても、具体的に 「20年以上」 という定義があるわけではなく、継続して安定した収入がある間は保有し、将来的に売却の機会があれば売却するという、あえて「出口戦略」を設定することをしないのを「長期保有型」とします。